九九が覚えられない子に、100マス計算を渡す前に読むこと
2026-08-04 · 約5分
九九は「覚える量」の問題に見えて、実はつまずき方が何種類かあります。同じ「覚えられない」でも、順番でしか出てこない子と、7の段だけ落ちる子では、やることがまるで違う。むやみに枚数を増やす前に、どのタイプか見てください。
タイプ①:順番に唱えれば言えるが、バラバラだと出ない
いちばん多いパターンです。歌として覚えているので、6×7を聞かれると6の段を頭から唱え直しています。手当ては、順番をこわすこと。カードをシャッフルして出す、逆から唱える、答えから式を言わせる。プリントも問題の並びがランダムなものを使います。
タイプ②:7の段と8の段だけ落ちる
これも定番です。7と8は語呂が悪く、他の段より覚えにくい。全部の段を回すのをやめて、その2つだけを1週間やります。1日10問で十分。全部やり直すと、できている段の時間が無駄になります。
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タイプ③:言えるけど書けない、時間がかかる
知識ではなく速度の問題なので、100マス計算の出番はここです。毎日1枚、時間を計る。前日の自分より30秒速ければ勝ち。他の子とは比べません。逆に、まだ①②の段階の子に100マスを渡すと、ただ苦しいだけで効果がありません。
1日にやる量
10分、多くても1枚。九九は日数で入るものです。週末に3枚まとめてやるより、平日毎日5分のほうが確実に定着します。
わり算につまずいたら、九九に戻る
わり算ができない子の大半は、九九が逆から出てこないだけです。「56÷7」で止まるのは、7×8=56が逆向きに使えていないから。わり算の練習ではなく、九九のランダム練習に戻してください。
よくある質問
何年生でできていればいい?
2年生の終わりまでに一通り。3年生でわり算に入るので、そこまでに逆からも出るようにしておくと楽です。
おふろで唱えるのは効果ある?
入り口としては効果があります。ただし順番で覚える形になるので、紙でランダムに解く練習と組み合わせてください。
プリントは無料?
計算プリント・100マス計算・九九のプリントはすべて無料、印刷も回数制限なしです。